9月に予定していた栗拾いイベントですが、栗の生育が十分でないことから延期となり、心配していた皆さんも多かったと思います。しかし、今日は快晴に恵まれ、絶好の栗拾い日和となりました。

当初は、栗の生育不良が心配され、収穫が少ないかもしれないという不安もありましたが、実際には、予想を裏切るほど立派な栗をたくさん収穫することができました。

参加してくれた子ども達に栗拾いを楽しんでもらうことができました。イベント開催を心配しながらも準備をしてきた甲斐があり、嬉しい気持ちでいっぱいです。

栗拾いの後は、参加者と一緒に木の周りにスコップで小さな穴を掘り、炭と落ち葉を入れてもらいました。

地面に小さな穴をあけると、固くなった土がほぐれ、水と空気がしっかりと通るようになります。また、穴に落ち葉と炭を入れると、土の中の菌糸が元気になり、土の質が良くなります。

落ち葉にはたくさんの栄養が含まれています。落ち葉が分解されると、土の中の微生物が活発になります。炭は土の通気性を良くし、水分を保つのに役立ちます。

こうして、菌糸は土の中で広がり、植物の細い根と共生関係を築きます。細根が菌糸を通じて栄養や水分を吸収することで、植物はより健康に成長し、しっかりした根を育てることができます。

来年も、立派な栗が生りますように！栗の木の成長をみなさんと一緒に見守りたいと思います。次回も、自然の大切さを学べるような内容にしたいと思っていますので、ぜひご期待ください。