殿山の森を守り隊は、獅子ヶ谷市民の森で、草刈、清掃、樹木の枝打ち等を行っています。住宅地の中に残された緑地は、日本タンポポが群生し、昆虫や野鳥も多く飛来します。環境教育のため、自然循環型や地産地消の体験学習会や自然観察会を行っています。活動場所は、横溝屋敷の裏口を登った裏山です。


活動方針


1. 市民の森の動植物の管理、育成を環境循環型活動によって行う。


2. 周辺住民が自然に触れ、親しむために、里山でできる四季折々のイベントを実施する。


3. 市民の森は、市民で守る。



殿山の由来


過去に地質調査をしたとき、山城の遺構が見つかり、地元の子ども達に「殿山」と呼ばれるようになったことから由来しているそうです。


日本タンポポの保護


殿山の森は、日本タンポポ(在来種)の群生地です。日本タンポポは、昆虫を媒介して受粉して繁殖するのに対し、西洋タンポポ(外来種)は受粉をしないで綿毛の種子を作り遠くに飛ばすことができます。

また、日本タンポポは春の時期だけに開花しますが、西洋タンポポは春から秋まで開花できます。当会は、殿山の森に生育している日本タンポポの保全活動も行っています。



ボウフラの繁殖防止


竹林の切株に繁殖するボウフラに対して、土を埋めて繁殖を防ぐ活動もしています。