こんにちは!今日は4月の筍堀りイベントに向けて、竹林整備を行いました。

竹林は急な斜面に広がっており、散策路から竹林内へ下りる作業道を安全に整備したいと考えています。しかし、人手が少ないため作業はなかなか思うように進みません。

今日は、散乱していた切った竹を整理する作業を行いました。



また、竹炭を使った泥団子づくりにも挑戦しました。これは筍堀りの際、筍を採った後の穴にお礼肥として入れるためのものです。イベント当日、参加者に配って穴へ入れてもらおうと計画しています。

炭は多孔質で水分を保持しやすく、また微生物の生育場所となるため、土壌の環境改善に役立つそうです。持ち運びやすいように、泥団子にしてみました。



子どもたちと一緒に泥団子づくりを楽しみながら、自然の仕組みについて学ぶ良い機会となりました。


さらに、野原から横溝屋敷へ下りる階段の左側の斜面が崩れているため、その整備も行いました。今日は、伐採された切り株の下部分のみの作業となりました。


斜面のままでは雨が降ると水が斜面の表面を流れ落ちてしまい、土の中へ浸透しません。そこで、斜面を水平に整え、崩れにくくすると同時に、水が地面の中へ浸み込みやすくなるよう工夫しました。まず、水平にした部分にいくつか垂直の穴を掘り、中に炭や枝、落ち葉を入れます。その上からさらに炭や枝、落ち葉を編み込んでしがらを作ることで、雨水が斜面を流れず、地面へしっかり浸透するようになります。

このところ雨が降っていないので、地面を掘っても、深いところの土まで乾いていて、パサパサです。少しずつこうしたしがら作りを進め、斜面全体を安定させ、下草が生えるように、土壌が適度に湿度を保てるように整備を続けていきたいと考えています。


次回の活動も、安全に気をつけながら進めていきます。ご興味のある方は、ぜひお気軽にご参加ください!