4月13日 定例会
こんにちは!
今日も春の陽気に包まれた穏やかな一日でした。草花が目覚めはじめるこの季節、来週の竹の子掘りイベントに向けた準備と、里山保全の活動を進めました。
作業では、竹の間伐や倒木の整理を行い、林床に光が届くよう環境を整えました。手を入れることで、竹だけでなく、他の植物たちも健やかに育つ空間が広がっていきます。
そして、春を告げる足音が里山にも届いています。野原ではカントウタンポポが咲きはじめました。殿山の野原では、かつて梅の木が何本か植わっていて、その下に在来タンポポが群生していたそうです。梅の伐採により、木陰がなくなりその姿は年々少なくなっています。
東側の木陰もカントウタンポポの群生地になっています。クサイチゴが先に咲いていますが、タンポポも蕾をつけているので、近々寄り添うように咲く姿が見られるでしょう。
今日も、在来タンポポの生育環境を守るための整備を行いながら、他にもキランソウ、ムラサキケマン、ナルコユリ、ホトトギスなど、春の草花の姿を確認することができました。
こうした小さな命に目を向けながら、私たちはこれからも丁寧に里山の環境を整えていきたいと思います。ぜひ、春の息吹を感じに、里山へ足を運んでみてくださいね。