ホトケノザ
属名:シソ科オドリコソウ属
花の時期:3~6月
和名:仏の座
秋に発芽して冬を越し、春に花を咲かせる越年草です。高さ2cmほどの紫色の花を咲かせます。
花の形は唇のように、上唇と下唇に分かれていて、このような花の形を唇形花冠(しんけいかかん)といいます。
名の由来は、葉の形が仏様の台座に似ていることからきているそうです。
「春の七草」のホトケノザは、このピンクの花を咲かせるホトケノザではなく、黄色い花を咲かせるコオニタビラコのことです。
葉っぱの形(ロゼット葉)から昔はホトケノザと呼ばれていたそうです。湿った場所を好むので、田んぼの近くでみられます。
ピンクの花のホトケノザは、毒ではないものの、食べてもおいしくないそうです。